プログラミング初心者が後悔しないために最初にやるべきこと

ここ数年、かつてはプログラミングが必須であったことがプログラミング無しでできるようになりました。私がプログラミング学習の相談にのった社会人の方々には、プログラミングが実は必要なかったという事例が多々ありました。おそらく読者の皆様の中にも当てはまる方がいると思います。プログラミング学習に時間とお金を使う前に、プログラミングを勉強した方がいいのか判断できるお手伝いができたら幸いです。

以下は、私が相談にのった方でプログラミング学習は不要だということになった事例です。

事例1:仕事を自動化して生産性を上げたい

Pythonプログラムを書くことで業務の一部を自動化できると聞いたので、Pythonを学習したい。2、3回週末に勉強したが、業務の自動化をできる展望が見えてこないとこのことでした。

自作のプログラムを業務で使用するのは高いハードルがあります。

  • プログラムを正しく動作していることを網羅的にテストする必要がある。
  • 自分以外の人がそのプログラムを動作させても正しく動作する必要がある。
  • 自分が退職した場合、そのプログラムをどうするのか計画する必要がある。
  • そもそも自作のpythonプログラムを実行させられるセキュリティー権限が必要。

近年、業務の自動化のためにRobotic process automation (RPA)というツールが流行しています。仮にRPAツールが導入されていれば、プログラミング無しで自身の業務自動化ができます。

事例2:自分のアイディアを形にしたWebアプリを作りたい

Webアプリを作ってデモを作り、需要があるかどうか調べたい。そのためにRuby on Railsを勉強しようかどうかという相談でした。

例え内輪のデモレベルのWebアプリであっても、作成するためには高いハードルがあります。

  • Rubyなどのプログラミング言語についての理解が必要。
  • Ruby on Railsなどのシステムの設定についての理解が必要。
  • HTMLやCSSなどを調整し、アプリの画面を作り込む必要がある。

近年、プログラミング無しでWebアプリやスマホアプリを作成できるノーコードツールが数多くあります。とりあえず、ノーコードツールでできるところまで作り、もし反応がよければ、その後本格的にアプリを作るために、プログラミングの勉強をするという結論になりました。